症例Q&A
こんな症状ありますか?どうして痛いの?しびれるの?
上肢編
Q1 細かい作業をして肘に痛みがある。指先がしびれる。
A1 同じパターンの繰り返し動作が多い(流れ作業)、工場等での作業で指を動かす筋肉が肘に止まる部分で極度に疲労して強い収縮が起こり、運動性が低下した状態です。
シビレが出ている場合は、その肘の部分の筋肉収縮により頚部から走行する神経が圧迫されて起こります。シビレが発生するのは重症です。治療に回数が必要と思われます。
Q2 朝起きて急に首が曲がらなくなった。
A2 首の部分にある筋肉、特に胸鎖乳突筋が片側で異常緊張(収縮)を起こした状態が多い様です。他の頚部の筋肉でも起こります。朝に起こりやすいのは、疲れた状態の筋肉群に疲労回復の差が生じ目覚めてからのスタンバイがうまく入らない時に起こりやすいのです。
Q3 首から肩にかけてのツッパリ感と共に腕がだるく、しびれる。
A3 力仕事や腕をよく使う人が発症しやすい症状です。
頚椎から出ている神経の束が頚部から鎖骨・肋骨について運動する斜角筋の強い緊張で圧迫された時に起こります。このとき同時に心臓から全身へ血液を送り出す大動脈の枝分かれした血管を圧迫して特に強い夜間(就寝時)痛を起こします。
Q4 肩から腕にかけてだるい。腕が頭の後ろや腰に回らない。
A4 だいたい40才代~50才代に発症しやすい症状です。(通称 五十肩)
原因がはっきりしないのにある日、急に肩に痛みが出て、日に日に肩の動きが悪くなり腕を上げるのもままならなくなります。ひどくなると夜寝ている時にうずきが出ます。
生理学的には筋肉の中に入ったカルシウムがうまく抜け出さず筋肉がだんだんかたくなり運動制限が起きているのです。無理をせずに生活していれば、6ヶ月~1、2年で自然に治る方が多いですが、痛みは持続します。痛くても動かすほうがいいですね。治療をすれば早く改善します。
Q5 食堂の洗い場、冷たい状態で指先をよく使う仕事により起こる、指曲がり症状。
A5 長期にわたり手や指を冷えた状態で使っているとどうしても血液の流れが悪くなり筋肉の運動力が低下して、指の関節に負担がかかり関節変形が起こります。
この症状がはっきりと解る人は、50歳代以降の人に多いようです。少しでも早い時期から治療しないと痛みは止められても、指の変形を治す事は難しいです。
Q6 指先を長時間動かして力を加える仕事で起こる腱鞘炎。
A6 特に指先や手に力を入れる仕事をしている人に多く発症します。手首での筋肉の付着部分は腱組織(固めの筋)になっていて骨と摩擦を防ぐ為に鞘で被われているのですが、これが使いすぎで癒着が起こり、手を使うと痛みが走るのです。外科的には、切開手術で癒着を取り除くのですが鍼治療で手術をせずに治すこともできます。
Q7 背部の引きつり(けんびき)、肩甲骨と背骨の間が痛む。
A7 仕事でよく腕を使う人、手作業をして肩がこる人などに起こりやすい症状です。肩甲骨を背骨につないでいる筋肉(菱形筋)が異常緊張を起こして引きつり感が出ます。ひどくなると後ろに肩を引いた時、息がしづらい症状が出ます。この部分は押したり揉んだりしてもらうとその時は気持ちよくなりますが炎症を起こしやすいので気をつけてください。
Q8 肋骨の引きつり感
A8 打撲や、Q7の症状が広がった時に起こります。
呼吸する時に動く肋骨についている肋間筋の疲れ(緊張)で起こります。一般的には軽くマッサージをして、湿布すれば改善しますが、強い打撲の時は光線療法や鍼治療が最適です。
下肢編
Q1 股関節の亜脱臼
A1 女性に多い症状ですが、男性にでもゴルフのやりすぎなどで起こす人もいます。女性の場合は、大半先天的の少し股関節部の発育不全があって若いころは、筋肉があって全く問題なく過ごせるのですが、年齢が上がるにつれ筋肉の低下と共に関節の緩みやズレが生じて大腿部の筋肉に負担がかかり正しい位置での運動ができないことが起こり痛みが出たり、筋の引きつりも感じる。骨盤、股関節の矯正・整体が有効です。
Q2 ソケイ部のつっぱり感
A2 この症状も股関節亜脱臼に関連する症状です。Q1の初期症状で起こる事が多いです。 整体・骨盤体操で改善します。
Q3 歩行時、股関節に痛みを感じる。
A3 股関節亜脱臼の進行期に入っています。将来、外科的治療状態(人口関節)になります。できるだけ早く、保存療法としての治療を受けてください。
Q4 膝変形と関節症
A4 強いO脚やX脚になっている人。現時点で痛みがなくても将来、膝関節症になりやすいです。又、現在膝関節症を患ってる肩は、少しでも早く膝に付着する筋肉郡を和らげる治療法をしてください。血液の流れをよくしないとどんどん進行して行きます。
Q5 階段の登り降りに膝が痛い状態
A5 Q4と同じで膝周りの筋肉・特に膝の内側、膝蓋の下側に痛みができる。かなり半月板のへたりや、上下の骨の軟骨のへたりが出ています。
Q6 膝・足首の捻挫
A6 一般的には、シップをして固定テープや包帯等で固定を1~2週間して治します。
しかし、長期間固定をすると筋肉低下と共に筋肉の収縮が起こり、リハビリが必要になります。できるだけ固定を少なく光線治療法や、鍼を使って治療をすれば改善も早く、筋肉低下も起こりません。
Q7 肉離れ
A7 筋肉繊維の断裂で非常に痛く、断裂が大きいと筋の収縮が起こります。この場合は骨折と同様に固定(テープ、包帯で強く)をします。
半断裂の場合は鍼とパルス通電で劇的に改善します。
Q8 こむら返り(太もも、ふくらはぎ等)
A8 運動のしすぎや疲労度が高くなっている時、又は寝ている時に起こりやすく、特に寝ているときは基礎代謝の状態で心臓の働きがゆっくりで、その結果全身への血液の流れる量も緩やかになります。この状態だと疲労度の高い下肢への血液の流れも弱くなっているので筋肉が酸欠状態になり痙攣(ケイレン)が起こるのです。しっかりと筋肉をゆるめてやらないと度々おこります。
Q9 土踏まず、踵(かかと)、足の裏全体が痛む(足底筋膜炎)
A9 両方の足に起こる人は少ない様です。
身体の重心バランスがくずれて起こる事が多く、過去に足首や膝の捻挫を起こしている人にも多いです。
整体療法と足底筋の緊張を緩める治療をすすめます。
Q10 足の捻挫(足の甲、足の指)
A10 足首の捻挫と同時に起こす事が多い症状です。
テーピング治療や矯正治療、鍼、パルス通電などの治療がいいです。
体幹、腰部編
Q1 ぎっくり腰
A1 初めて起こした人は、痛みがひどくても重い物を持ち上げたのでなければ、2~3回の鍼、パルス通電、筋機能調整をすれば、日常生活には問題なく治療できます。
重いものを持って起こしたり、過去に何回か経験のある方は筋肉の運動性が慢性的に低下しているので4~5回の鍼、パルス通電、筋機能調整が必要です。
又、骨盤の上や仙骨部に強い痛みが出ている人は重症です。ひどい時には下肢にヘルニア様のシビレが出ることもあります。
Q2 運動性による腰痛
A2 積み重ねの疲労によって筋肉の運動(伸縮)幅が小さくなった状態です。肩のこりによる痛みと似ています。他の筋肉より太いので、普通に動くのには問題ありません。
電気治療や筋肉ストレッチ、マッサージ治療がいいでしょう。
Q3 坐骨神経痛
A3 腰部から出て腰部・下肢を支配している神経で、「腰椎椎間板ヘルニア」、「脊椎管狭窄症」、「きついぎっくり腰の後」、「梨状筋症候群」などで発生します。痛み、疼き、シビレなど 治療にも時間がかかります。
整形外科では要手術になる症状でもまずは保存療法での治療をすすめます。
Q4 脊椎管狭窄症
A4 背骨の中の脊髄の通る管の部分が部分的老化(退化)を起こして通路が狭くなり脊髄を圧迫する疾患です。
保存療法で治すのは大変ですが鍼、整体療法が効果的です。
Q5 突発的な背骨のゆがみ
A5 女の子、特に小学校高学年から中学生ごろに発症しやすい様です。医学的原因は分からない様です。ただ学校などの検診で確認された場合、できるだけ早く整体療法を継続的に20歳くらいまで受けるのがよいです。コブ角25°を越えてくると治すのが大変です。
Q6 椎間板ヘルニア
A6 この疾患は、頚椎と腰椎におこりやすく、どちらも神経圧迫症状が出ます。
神経がいつも圧迫された状態なので筋肉が緊張ぎみになり痛だるさもともないます。
夜間痛がひどく寝れないという人が多いです。
整形外科的には要手術と言われることが多い様です。最近では、負担の軽い手術法(レーザー治療、内視鏡治療)なども有るようですが進行度によって不適もありますとのこと。
ちなみにシビレが出ていても患者さんの90%近くはヘルニア様の症状で保存療法で治る方が多いです。鍼、整体療法が有効です。
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